首里天楼の想い
今を遡ること約150年前、沖縄は【琉球王国】と呼ばれる独立した国でした。万国津梁(ばんこくしんりょう=世界の架け橋)の言葉を掲げ、盛んに世界へこぎ出し、様々な外国文化を取り入れながら、琉球独自の芸術や文化、精神性が生み出されてきました。琉球料理においても同様で、主に日本と中国の影響を強く受け育まれました。王朝時代、先人達による料理への探求は尽きることなく、趣向を凝らし様々な伝統料理が誕生しました。『首里天楼』は、不易流行の精神のもと、伝統を受け継ぎながら、また新たな食への探求を続けて参ります。